レッド 1969~1972

あらすじ
左翼グループの「革命者連盟」と「赤色軍」。1970年初頭にゲリラ活動を行っていた2つの集団があった。最初はゲバ棒と火炎瓶で戦っていたものの、全共闘運動は勢いを失う一方。その中でこの2つの集団は、手を組んで武装闘争を行う決意を固める。ほとんどの登場人物には元になった実在の人物が存在し、主要人物の中でも死亡した人物には順番に数字が振られている。また、登場人物がどこで捕まり、いつ刑を受けるのかの日数が細かくカウントされて表記されている。作中の地名の一部はベタで塗りつぶされている。「基本的にはあったことほぼそのままを描いてこうとは思っています」とは書かれているが、あくまでもフィクションと注意書きが書かれている。2010年、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。続編として『レッド 最後の60日そしてあさま山荘へ』がある。
登場人物・キャラクター
- 赤城 容子
- 谷川 博
- 宮浦
- 吾妻 正久
- 赤石 一郎
- 筑波
- 安達 幸一
- 空木
- 五竜
- 白根
出典: マンガペディア